小谷ふみ「よりそうつきひ」

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心がひとりぼっちになった時、そっと言葉で明かりを灯してくれる本、作家小谷ふみさんの著書「よりそうつきひ」が発売となりました。

どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。

当店では去年の夏から クラウドファンディングと先行予約販売を開始し、多くの方からご支援をいただきました。

出来上がった本は、人肌のようなぬくもりが伝わってくるデザイン。細部までこだわった装丁は、凛とした空気を纏いながらも、手に取る人の心をふわっと包んでくれる柔らかさがあります。

売上の10%は、病気の子供と家族が過ごす滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」へ寄付をします。本を買うことが、世界を優しい方へ動かす力になる。小さなお店から始まる大きな挑戦に、みなさんもぜひ参加しませんか?

それでは早速、本について詳しくご紹介します!

最後に必ず小さな希望の光を灯す作家

「よりそうつきひ」の著者は、エッセイと詩の中間のような文章で、誰もが経験したことのある日常に流れている心の揺らぎを描き、最後に必ず小さな希望の光を灯す作家・小谷ふみさんです。

小谷さんは、「青い自転車の夢」で第14回読売新聞こども未来賞入賞。2014年に初の著書「 やがて森になる」を出版。繊細な心をもって生きている人たちから深く愛され、こだわりの本を並べる書店さんから熱い支持をじわじわと集めている作家さんです。

「私にとって『参考書』のような存在」「言葉に勇気をもらう」「心の奥にしまい込んで、存在すら忘れていた感情を、そっと優しく美しく浄化してくれる」

書店の方などを中心に、小谷さんを知る人物たちからはこのように語られています。

売上の10%は、病気の子供と家族が過ごす滞在施設へ

この本は「おやすみ」と「おかえり」を家族に言えない辛さを、ご自身の闘病経験から知っている小谷さんの想いもあり、売上の10%を、病気の子供と家族が過ごす滞在施設「ドナルド・マクドナルドハウス・ふちゅう」に寄付を致します。この施設の運営費は全て寄付にて賄われており、病気の子供と家族の実質的なサポートだけでなく、心の支えにもなる活動につながっています。

寄付やボランティアなどが欧米に比べるとまだまだ身近ではない日本ですが、本を通じて、作品を楽しみながら誰かの小さな力になり、世界を優しい方へ動かすことができる、新しい社会貢献の形を私たちは提案します。

目の前の風景を抱きしめたくなる物語たち

まずはどんな本なのか、中身をちょっとだけご紹介したいと思います。

作家の日常のささいな物語が綴られている詩に近いショートエッセイは、作家自身の物語でありながらも、読む人の心にもつながる普遍性が底辺に流れていて、目の前の風景が愛おしくなるような作品たちです。

とりとめもない瞬間を丁寧にスケッチするように描かれた眼差しは、なんでもない一日を、胸に焼き付けたくなるような。どのページから読んでも、どのページを開いても、きっと心にポッと明かりを灯してくれるような言葉と出会えるはずです。

細部までこだわった、人肌のあたたかさを感じるデザイン

次に、本のデザインについてご紹介します。本のコンセプトは「誰かと手を繋いでいる気持ちになる本」。いったいどんなデザインならば伝わるんだろう?小谷さん、デザイン事務所、社内スタッフと意見を交わしながら、約半年をかけて作り上げてきました。

まずは表紙から。文字は活版印刷という形式で印刷されています。通常の印刷よりも深みとあたたかみを感じさせる活版印刷は、一度知ってしまうと癖になる、心くすぐる風合いです。

カバーはフランス装と呼ばれる製本方法となっています。表紙を開くと、カバーの紙が内に折りたたまれているため、ちょっと厚みがあり、ちょっとしなる、心地よい柔らかさが特徴です。

本文の紙は真っ白ではなく、スッと透明感のある肌色のような色味。まるで体温を感じるような色で言葉たちを包んでいます。

ぜひここにも注目してほしい!というのは「小口」と呼ばれる、本の襟のような部分。ここにも柔らかなクリーム色が添えられていて、まるで着物のだて襟のよう。気づくか気づかないかの小さな差かもしれませんが、そこにもこだわり抜くことで、「もの」としても満足感をお客さまに感じていただくことを目指しました。


ドナルド・マクドナルド・ハウスふちゅうの見学へ行ってきました!

年末に小谷さんと共に、売上の10%を寄付する「ドナルド・マクドナルド・ハウスふちゅう」に足を運び、見学をさせていただきました。
どんな施設なのか、どんな方が利用しているのか、どんな人たちで支えられているのか、ハウスマネージャーの方から改めてお話を伺いました。

なぜこの施設が必要とされているのか。それは少しでも長い時間、親子で一緒にいられる時間をつくるため。そのことが見学を通じて胸が締め付けられるほどわかりました。

自宅から入院中の子供に付き添う場合というのは、帰りの電車の時間を気にしながら「もう少し一緒にいてほしい」という子どもの声に後ろ髪をひかれながら帰るそうです。けれど病院に隣接する施設に滞在できることで、満足できるまで親子で一緒にいることができるといいます。

入院で子どもと離れてしまう親の気持ちというのは、当事者でないとわからないかもしれませんが、少しでもその心によりそう力になれたらと、見学を終えて強く思いました。クラウドファンディングと先行予約でお申込みいただいた収益の一部もしっかりとお渡しし、これからも継続して支援させていただくことを約束しています。


お客さまの声を集めました!

クラウドファンディングと先行予約のお客さまには一足先に本をお届けしたところ、早速感想をいただいたのでご紹介したいと思います。

「ことばの色や風景がたくさんつまっているんだろうな。読書の時間がたのしみ、たのしみ。 」
「小さな芽が『やがて森になる』ように、小さな灯が誰かの光になっていくような『よりそうつきひ』」
「文章自体が祝福されているような素敵なプロダクト」

みなさま、嬉しいお言葉をありがとうございます!公式ハッシュタグ「#よりそうつきひ」を付けて、Facebook、Twitter、Instagramに投稿していただきますと、小谷さんと共に当店スタッフも一つひとつ大切に受け取らせていただきます。ぜひ感想をお聞かせくださいね。

発売を記念して、著者からのメッセージ

「私の言葉には、居場所がないな」ずっとそう思ってきました。
エッセイのような、詩のような。
そのどちらでもあり、どちらでもないような言葉。

「どんなものを書いているんですか?」とたずねられても、
上手に答えられず、いつも黙ってしまう。

でも、そんな答えなき言葉に「そのままでいいよ」と、
『やがて森になる』(クルミド出版)が初めての著書として手招きしてくださり、
そして5年の時を経て、「そのままがいいよ」と、
本『よりそうつきひ』が、言葉に新たな居場所をくださいました。

web shop「よりそう。」と、「よりそう。」のお客さま、
そして、ご支援くださった皆さまに、心から感謝しております。

皆さまのおかげで、「あなた色に染まります」
そんな白無垢のような姿と魂を宿した本が出来ました。

そして私の綴るものが「どんな言葉であるか」は、
読んでくださる方、それぞれが感じてくださればいいのだと、
やっと思えるようになってきました。

それは、
時に、詩であり。
時に、エッセイであり。
ときどき、ただの落書きであり。
でもいつか、
誰かの「灯り」のようなものになれたらと、
夢見て呼吸を続ける言葉です。

暗闇の灯りから生まれた言葉が「本」という姿を得て、
読んでくださる方の月日に寄り添い、
その姿を変えながら、巡ってゆきますように。

"あなたは
そこにいてくれたら
それでいい "

「よりそうつきひ」の表紙の言葉であり、
最初の作品のこの言葉を、はじまりの言葉として、
この文を読んでくださった皆さまに、贈ります。

2018 年 2 月 小谷ふみ

中身をちょっとだけ、立ち読みできます

ウェブで本を買うのは、なかなか勇気がいるものですよね。そこで、中身を少しだけ閲覧できる立ち読み用をご用意しました。
物語の一部ですが、心にそっと触れる言葉たちが並んでいます。ぜひご覧ください。

よりそうつきひ閲覧用PDF

あなたの大切な人へ本をプレゼント!期間限定キャンペーン実施中

「よりそうつきひ」の発売に伴い、 「つなごう言葉のともしびキャンペーンが期間限定で始まりました!

誰しも心の中に、ふと思い出すけれど、想いを伝えることができていない大切な人がいると思います。今回このキャンペーンでは、本を購入した方の大切な人へ、当店から「よりそうつきひ」を一冊プレゼントします。

詳細は こちらの記事をご覧ください。

この商品の情報/知っておいていただきたいこと

サイズ:160×118×80

※送付方法はクリックポストもしくはネコポスのため、日時指定は承っておりません。また、配達員からの手渡しではなくポスト投函になることも、予めご了承くださいますようお願い致します。
※納品書は同封されませんので、ご希望の方はカスタマーサポートまでご連絡ください。
※価格は税込み金額となります。
種類 価格 数量

Posted by

よりそう。のディレクター。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもあるプロデューサー・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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